古典神殿と狩人のいる風景

古典神殿と狩人のいる風景


作品情報

制作年
1595
技法
カンヴァスに油彩
寸法
84 × 111 cm

ストーリー

1607年、教皇パウルス5世の役人たちは、カヴァリエール・ダルピーノの名で知られる画家ジュゼッペ・チェーザリを、銃器の不法所持の疑いで逮捕した。釈放と引き換えに彼は107点の絵画コレクションを手放し、教皇はそれを甥のシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿に与えた。その中には風景画も数点あり、この作品もそのひとつだった可能性がある。確かな記録は1693年のボルゲーゼ家の財産目録が最初で、記録係は「火縄銃でガチョウを撃つ男のいる風景」と書き留めている。実際、画面右下では小さな狩人が岩の上に身をかがめ、小川のほとりにいる脚の長い鳥に狙いをつけている。美術館はこの鳥をツルとしている。その上の崖には円形の神殿がそびえ、ティヴォリのシビラ神殿を手本にしたものと考えられる。目録の記録係は作者をパウル・ブリルとした。美術館は今もその名に疑問符を付けて扱い、1590年代にイタリアで活動した同じフランドルの画家フレデリック・ファン・ファルケンボルフの作とする研究者もいる。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。