井戸のそばの馬のいる風景

Peter Paul Rubens · PD

井戸のそばの馬のいる風景


作品情報

制作年
1638
技法
油彩
種類
絵画
寸法
29 × 43 cm

ストーリー

この小さな風景画の年代を教えてくれるのは、一枚の版画である。スヘルテ・ア・ボルスウェルトがこの構図を版に彫り、版画の常として左右が反転した。彼がルーベンスの風景を写した版画のうち、年記があるのはこれだけで、その年が1638年だ。絵はその版画の手本となった。初めからそのために描かれたのか、あとで風景版画の連作のために選ばれたのか、ルーヴルも判断を保留している。この作品の来歴には空白が多い。おそらく1794年、フランス軍によってベルギーから持ち出されてパリに入り、長いあいだ真作かどうか疑われてきた。ナポレオン失脚後には目録に二度載り、一度はルーベンスの作品として、もう一度は無名のフランドル画家による「ルーベンス風の下絵」としてだった。太陽は木々の向こうに沈みかけ、右下では騎手たちが馬に水を飲ませている。

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