
Frans Hals · PD
笑う騎士
作品情報
ストーリー
笑う騎士、1624年。フランス・ハルスがオランダのハールレムで描いた肖像で、実は男は笑っておらず、騎士でもない。口ひげの端が上がり、こちらを見下ろす表情に自信がにじむだけだ。この呼び名は19世紀にロンドンで付いたものだ。上着の袖には、矢や炎、結び目など恋愛を表す刺繍が細かく描きこまれ、男が結婚を控えていたことをうかがわせる。素早い筆づかいで布の輝きをとらえるハルスの腕が、若い伊達男の得意げな一瞬を生き生きと残した。今はロンドンのウォレス・コレクションにある。




