ルネッタ:エレアザルとマタン

ルネッタ:エレアザルとマタン


作品情報

アーティスト
ミケランジェロ
制作年
1509
技法
フレスコ画
種類
絵画
寸法
215 × 430 cm

ストーリー

1980年6月20日、修復チームはこのルネッタの一角で小さな洗浄テストを行った。煤と古い膠の層の下から思いがけないほど鮮やかな色が現れ、ヴァチカン美術館はルネッタ全体を、やがては天井画全体を洗浄することを決めた。始まりの場所としてふさわしかった。ミケランジェロは入口側の壁から祭壇に向かって描き進めており、このルネッタはおそらく彼が最初に描いたものだからだ。この壁では、ルネッタの下の窓も本物ではなく描かれたものである。

エレアザルとマタンは、マタイによる福音書の冒頭に記されたキリストの系図で、最後から二番目の組にあたる。二人の名は中央の銘板にある。左側では、たくましい体つきの女性が両腕を伸ばして幼い男の子を抱こうとし、その後ろで男が驚いたような、あるいは心配そうな顔でこちらを見ている。石の座には紐で鍵と小さな財布が下がっている。そのすぐ脇に黒ずんだ部分がある。漆喰が剥落したあと、完成から数十年のうちに補修された跡で、その暗い色調から、当時すでにフレスコが黒ずんでいたことがわかる。

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