聖母子

聖母子


作品情報

制作年
1504
技法
油彩

ストーリー

この小さな板絵が本当にチーマ・ダ・コネリアーノの手になるものかどうか、長らく確信は持たれてこなかった。大鑑定家ベルナルド・ベレンソンは中間の立場をとり、若描きの初期作と見たが、名そのものを疑う者もいた。1984年と2010年の二度の洗浄がこの問題に決着をつけ、作品をはっきりとチーマに戻した。ヴェネツィア北方の丘の町コネリアーノ出身のこの画家は、静かで光を丁寧に扱った信心の絵を描いた。この構図が気に入っていたらしく、同じく1504年の年記を持つほぼ同一の聖母子がパドヴァ近郊のエステにあり、模写者が間もなく再現している。幼子は開けた風景を背に低い手すりの上に立ち、見る者と目の高さで向き合うほど近い。

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