
聖母子と諸聖人
作品情報
ストーリー
1527年、皇帝軍がローマを略奪し、まだ二十歳そこそこのパルミジャニーノは町を逃れた。数年をボローニャで過ごし、1530年ごろにそこで描いたのが、この人物の多い信心画である。洗礼者ヨハネの老いた父ザカリアが前景を大きく横切って身をかがめ、そのために作品は古くから「サン・ザッカリアの聖母」と呼ばれてきた。その背後で聖母は幼子キリストと幼い洗礼者ヨハネを抱き、マグダラのマリアは香油の壺を光にかざしている。注文したのはボローニャの貴族ゴッザディーニ伯だった。彫版師ジュリオ・ボナソーネが1543年に版画としてこの構図を広めて以来、これは何世紀にもわたり、この美術館でもっとも多く模写された絵の一つとなった。




