
Andrea del Sarto · PD
ハルピュイアの聖母
作品情報
ストーリー
1517年のフィレンツェは、少し寂しい街だった。レオナルドはフランスへ、ラファエロとミケランジェロはローマへと去り、盛期ルネサンスの巨匠たちはこの街を離れていた。残って市随一の画家と呼ばれたのがアンドレア・デル・サルトで、その正確な描写から、のちに「非の打ちどころのない画家」とあだ名された。台座に彫られた怪鳥ハルピュイアからこの通称がついたが、聖母を支える二人は聖フランチェスコと福音記者ヨハネである。もとはフィレンツェの修道女たちのために描かれた祭壇画だった。




