
ウフィツィの聖母
作品情報
ストーリー
2015年11月、小さな板絵がミラノからフィレンツェへ運ばれ、長らくばらばらになっていたものがふたたびひとつに戻った。この《玉座の聖母子》は、もとはアントネッロ・ダ・メッシーナの多翼祭壇画の中央パネルだった。祭壇画はのちに解体され、各パネルは散り散りになった。聖母子と対をなす《福音書記者ヨハネ》は、1996年からウフィツィが所蔵している。欠けていた翼の《聖ベネディクトゥス》はロンバルディア州の所蔵で、15年間の貸与としてフィレンツェに届き、代わりに画家ヴィンチェンツォ・フォッパの聖母子がミラノへ渡った。こうして現存する三枚のパネルは、15世紀ヴェネツィア絵画の展示室で再びそろい、2030年まで並んで見られる。




