大きな帽子の男

大きな帽子の男


作品情報

制作年
1901
技法
板に油彩
寸法
39 × 26.8 cm

ストーリー

2023年の春、この小さな板絵は大西洋を渡り、デンバー美術館の展覧会「近東から極西へ」に並びました。フランスのオリエンタリズム絵画とアメリカ西部を題材にした絵画を並べ、どちらも植民地化の進む土地をどう描いてきたのかを問う展示でした。ディネがこの男を描いたのは1901年で、翌年にはフランス国家が買い上げています。高さ40センチに満たない板の上半分を占めるのは、つばの広い麦わら帽子です。オレンジや緑、薄紫の模様が継ぎはぎのように入っています。その下で白い布が頭とあごを包み、顔は影に沈み、視線は横にそれています。背後には平らで明るい平原と灰色の空が広がるだけで、下の隅には署名と年記が入っています。

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