
Paul Gauguin · PD
マタ・ムア
作品情報
ストーリー
1893年11月、タヒチから戻ったゴーギャンは、パリの画商デュラン=リュエルの画廊で島で描いた作品を発表し、この絵もカタログの六番として並びました。題名はタヒチ語で「昔々」という意味です。大きな木の幹が画面を二つに分け、奥では女たちが月の女神ヒナの像を囲んで踊り、手前の草の上では白い腰布の女性が笛を吹いています。美術館によれば、ゴーギャンはほかのタヒチの作品からも風景や神像、踊り手を持ち込み、この場面を組み立てました。この絵は美術館の所蔵品ではありません。1984年5月、ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵がニューヨークのサザビーズで別の収集家と共同で落札し、1989年に単独の所有者となりました。現在の持ち主は男爵の未亡人カルメン・セルベラです。2020年6月に彼女の住むアンドラへ移され、2022年2月7日にマドリードへ戻り、その二日後にスペイン政府と結ばれた彼女のコレクションの賃貸契約に基づいて、ここに展示されています。





