
仮面の踊り手のいる陽気な一団
作品情報
ストーリー
新婚夫婦の肖像を描いた2年後、コッデは得意とする宴の場面に戻ってきた。ただし今回は、顔を隠している客がいる。部屋の中央では、流行の黒いドレスの女性が、ヴェネツィア風の仮面に道化の衣装をつけた男と踊っている。左にいる男の仲間二人も仮面姿だ。そのまわりで、ほかの人々は食べ、飲み、音楽を奏で続けている。着飾った若者たちが浮かれ騒ぐこうした場面は「陽気な一団」と呼ばれ、17世紀初めに人気を集めた。コッデはそれを専門としたアムステルダムの画家の一人である。右下の本の上に署名と1636年の年記がある。この絵はウィーンの収集家アレクサンダー・シャルフの所蔵品で、マウリッツハイス美術館は1876年、パリで開かれた彼の売り立てで2000フランで購入した。


