
庭園のテーブルを囲む音楽の集い
作品情報
ストーリー
1540年代のベンソンは、ブルッヘで祭壇画や肖像画を手がける繁盛した工房を率いていたが、やがてこの町にとって新しいことを始めた。着飾った一団が戸外で音楽を奏でるという世俗の主題を取り上げ、知られるかぎりブルッヘで初めてこれを描いた人物となった。ここでは、ぶどう酒と果物を並べた庭のテーブルを一団が囲み、その中にリュートとフルートが見える。次の世代のブルッヘ随一の画家、若いピーテル・ポルビュスは、この画題をそのまま彼から受け継いだ。主題はよく売れたらしく、ベンソンは何度もこれに立ち返り、彼の手になるこうした庭の合奏図がおよそ10点伝わっている。
