フォンテーヌブローで退位したナポレオン・ボナパルト

Paul Delaroche · PD

フォンテーヌブローで退位したナポレオン・ボナパルト


作品情報

制作年
1845
技法
油彩
種類
絵画
寸法
180.5 × 137.5 cm

ストーリー

1814年の春、戦争はついにナポレオンに追いついた。連合軍はパリを占領し、元帥たちは次々に離れ、フォンテーヌブロー宮で彼は、自分にまだ帝国が残っているのかを知らされるのを待っていた。ドラロッシュが描くのは、その宙づりの一刻である。玉座もなく、戦いもなく、ただ肘掛け椅子に深く沈み込んだ重い体の男が、軍服を皺だらけにし、うつろな目で虚空を見つめている。そのあいだにも決定は彼のまわりで閉じてゆく。数日のうちに彼は退位し、小さなエルバ島へ送られることになる。ドラロッシュがこの絵を描いたのは1845年、その場面から三十年あまりのちのこと。新しい王のもとで、失われた皇帝を感傷とともに懐かしみはじめたフランスのためだった。彼はこの主題を一枚ならず描いており、この一点は19世紀以来ライプツィヒにある。

尽きないアートを。登録を。