
野外の舞踏の宴
作品情報
ストーリー
1740年ごろ、収集家たちは前の世紀のネーデルラントの巨匠たちが描いた、にぎやかな宴や庭の集いの絵をなおも欲しがっていました。けれども本物の数には限りがあります。ベルヴェデーレによれば、ヤネックのような画家たちが同じ種類の絵を描いてその穴を埋め、それが飛ぶように売れたのです。この板絵の中央では、上品な若い男女が手を取り合って踊っています。女性はスカートをつまみ、男性は羽根飾りの帽子を低く持っています。脇ではヴァイオリン弾きが演奏し、もうひとりの楽師がひと回り大きな弓奏楽器に身をかがめています。木陰では別の男女が語らい、テーブルでは男たちがグラスを前に座っています。何を祝う集まりなのかは描かれていない、と美術館も指摘しています。手前には青い首輪の小さなグレイハウンドが、踊る二人から少し離れて寝そべっています。




