
野外のワインと歌の宴
作品情報
ストーリー
この板絵が描かれたのは1740年ごろですが、宴に集う人々の装いは17世紀前半のものです。レースの襟、ひだ襟、羽根飾りのついたつば広の帽子は、およそ100年前の流行でした。ベルヴェデーレはその理由を説明しています。古風な衣装を着せることで、場面を画家自身の時代から切り離したのです。白いクロスを掛けた丸いテーブルでは女性がリュートを弾き、赤ワインのグラスの横には切ったレモンが置かれ、スツールの上には果物の鉢があります。三叉の矛を持つ海の神の像が立つ噴水のそばでは、少年がグラスにワインを注ぎ、水盤の中にはカラフェが置かれています。同館には同じ大きさの対作品「野外の舞踏の宴」もあります。




