
Nicolas Poussin · PD
パルナッソス
作品情報
ストーリー
ニコラ・プッサンはフランス人だが、この絵はローマで描かれた。1624年からこの地に暮らし、ラファエロをたゆまず学んでいた。1632年ごろ、彼はヴァチカンにあるラファエロの名高い壁画と同じ主題に応えた。アポロンの領土、パルナッソス山である。中央には九柱のムーサと数人の詩人に囲まれたアポロンがいて、ムーサのカリオペが詩人ホメロスに月桂冠を授けている。もっとも独創的なのは手前の前景だ。カスタリアの泉が、水がめを抱えて横たわる妖精の姿に変えられている。詩人たちはアポロンの聖域に近づく前に、この水を飲んで霊感を得たという。




