アンドロメダを解放するペルセウス

Peter Paul Rubens · PD

アンドロメダを解放するペルセウス


作品情報

制作年
1639
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
267 × 162 cm

ストーリー

フェリペ4世がルーベンスに出した最後の注文は、マドリードの王宮アルカサルの新しい広間を飾る4点の大画面だった。仕事の進み具合は、王の弟でフランドル総督だった枢機卿王子フェルナンドの書簡からたどれる。ルーベンスは1640年に世を去り、4点はどれも仕上がっていなかった。いちばん進んでいた一点がアントウェルペンでヤコブ・ヨルダーンスに託され、彼が完成させた。4点のうち今日まで伝わっているのはこれだけである。描かれているのは戦いが終わった直後で、ペルセウスがアンドロメダの鎖を解いている。足もとにはメドゥーサの首をつけた盾が置かれ、遠くに倒された海の怪物と馬のペガソスが小さく見える。二人の上には愛の神クピドと、婚礼の神ヒュメナイオスが結婚の松明を手に浮かんでいる。1734年のクリスマスイブにアルカサルが焼けたとき、この絵は運び出され、マルケス・デ・ベドマールが住んでいた館へ移された絵画の目録に名を残している。

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