茶と銀衣のフェリペ4世

Diego Velázquez · PD

茶と銀衣のフェリペ4世


作品情報

制作年
1635
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
199.5 × 113 cm

ストーリー

ベラスケスがマドリードの宮廷で仕えたフェリペ4世は、芸術を愛する一方、その治世にスペインの国力は傾いていった。この全身像で王は、銀糸の刺繍がびっしり施された茶色の衣装をまとって立つ。布地の煌めきを、ベラスケスは近くで見ると乱雑にも見える素早い筆で表しており、離れて初めて金銀の輝きに結ばれる。王が手にした紙には画家の署名が記されている。仕える君主への敬意を込めた、いわば作者の名刺だ。表情はどこまでも控えめで、権勢よりも倦んだような静けさが漂う。

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