
スイス、ピッツ・ベルニナ
作品情報
ストーリー
スイスとイタリアの国境、グラウビュンデン州にそびえるピッツ・ベルニナは標高4049メートル、東アルプスの最高峰です。初めて登頂されたのは1850年とかなり遅く、スイスの新しい連邦地図のために一帯を測量していたヨハン・コアツが登りました。
ビアスタットは1867年から1890年代にかけて何度もスイスを訪れており、美術館はこの習作を1880年から1890年ごろのものとしています。紙に油彩で描かれ、白く輝く雪原に、右から松の茂る暗い斜面が切り込みます。右下にはモノグラムの署名があります。
紙が板に貼られる前、誰かがその裏に「Rocky Mts. Colo.」、つまりコロラドのロッキー山脈と書き込みました。ビアスタットが一世代前に名を上げた山々です。いまでは美術館はこの山をベルニナと同定しています。習作は1902年に亡くなるまで画家の手元にあり、1947年にマーサ・カロリクが美術館に寄贈しました。




