アンヌ・ド・モンモランシー(1493–1567)とされる男性の肖像

アンヌ・ド・モンモランシー(1493–1567)とされる男性の肖像


作品情報

制作年
1533
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
16.5 × 13.3 cm

ストーリー

美術館はこの小さな板絵の制作年を「1533年または1536年」としています。二つの年は、描かれた人物の足取りから導かれたものです。当時、王室の家政を束ねるグラン・メートルで元帥でもあったアンヌ・ド・モンモランシーは、1533年に王妃エレオノールのリヨン入市式に、1536年には宮廷のリヨン滞在に居合わせたことが記録されています。そしてリヨンこそ、コルネイユが工房を構えていた町でした。板の高さはわずか16センチほど。題名には今も「〜とされる」という慎重な言い回しが残っています。黒い帽子に白い羽根を挿し、金のモールを縞のようにあしらった暗色の胴衣をまとっています。1538年、フランソワ1世は彼を王国最高の軍職である大元帥に任じました。1541年に失脚したものの、1547年にアンリ2世が即位すると権力の座に返り咲きます。1567年、パリのすぐ北のサン=ドニで国王軍を率いてプロテスタント軍と戦い、致命傷を負ったとき、彼は74歳でした。この肖像はのちにフランス中部のサン=パル=ド=シャランコン城のポリニャック家に伝わり、1924年に美術館が画商ウィルデンスタインから購入しました。

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