アングレーム公シャルルの肖像

アングレーム公シャルルの肖像


作品情報

制作年
1536
技法
油彩

ストーリー

1536年は、リヨンに定住したネーデルラント出身の画家コルネイユ・ド・リヨンが、フランス王家の人々を描き始めた年だった。この仕事が数年後、彼に王付き画家の称号をもたらすことになる。これはその初期の王族肖像の一つである。フランソワ1世の三男シャルルが、コルネイユがほぼすべての人物に用いた無地の背景を前に、幼い姿で描かれている。板はごく小さく、ちょうど手のひらほどの大きさで、大広間に飾るのではなく手元に置いておく類いの親密な肖像だ。シャルルは23歳までしか生きられず、1545年に病で世を去った。ある伝えによれば、遠征中にペストで封鎖された家々へ不用意に入り込んで感染したという。この小さな肖像はやがてウフィツィ美術館に移り、それが作られたフランス宮廷から遠く離れた場所に収まった。

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