
Follower of Rembrandt · PD
胸当てと羽根飾りの帽子をつけた男の肖像
作品情報
ストーリー
この絵は初めから片割れです。縦およそ121センチ、横98センチという同じ寸法の画布に描かれた女性の肖像と対になっています。当時のオランダでは、夫と妻をそれぞれ別の画布に描き、並べて掛ける注文の仕方が普通でした。二枚は持ち主が替わっても離れていません。
パリのセイエール男爵からその娘へと伝わり、1892年、ルイジーヌとヘンリー・ハヴマイヤー夫妻が画商ポール・デュラン=リュエルのもとで二枚まとめて買い取ります。印象派の市場を作りつつあったその画商から、夫妻はこれをレンブラントとして買いました。その名は長く続き、ブレーディウスの目録にも入っています。
メトロポリタン美術館は今日、二枚ともレンブラントの様式で描いた無名の画家の作とし、制作を1640年代の半ばから後半に置いています。1929年、ルイジーヌの遺贈で二枚そろって美術館に入りました。女性の肖像も、このカタログに収められています。




