ヴェネツィアの女性の肖像

Paolo Veronese · PD

ヴェネツィアの女性の肖像


作品情報

制作年
1570
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
117.3 × 100.8 cm

ストーリー

この女性が身にまとっているのは、1570年頃のヴェネツィアで最新の装いだ。美術館によれば、プリーツのスカートに体に沿った胴衣、ふくらんだ袖を備えた赤いドレスは、仕立ても色も当時の流行そのもので、高価な布地と左手に持った繊細なハンカチが、彼女の高い身分を示している。この肖像に生気を与えているのは、そのまなざしだ。彼女は目の端からこちらを見ていて、見る者と視線を交わしながらも、品位ある距離を保っている。彼女が誰なのかは確かではない。アルテ・ピナコテークは、この頃ヴェロネーゼにいくつもの大作を注文した裕福な商人一族の女性、ズアンナ・クッチーナである可能性が高いと考えている。この絵はバイエルン選帝侯の絵画館から美術館に入った。

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