
William Hogarth · PD
女性の肖像
作品情報
ストーリー
この女性が誰なのか、わかっていません。ボストン美術館はこの画布を、ウィリアム・ホガースによる名もない女性の肖像として、制作年なしで登録しています。記録に残る来歴も20世紀になってようやく始まり、最初に名前が出てくるのはロンドンの画商C・メイソンです。
絵はロンドンから大西洋を渡りました。1928年にはニューヨークの画商P・ジャクソン・ヒッグスの手にあり、同じ年に、1841年創業でプロビデンスとボストンに店を構えた家族経営の画廊、ヴォーズ・ギャラリーズへ売られます。1929年にはチャールズ・W・ウィッティアの所有となり、1946年にはボストンのすぐ南にある町ミルトンのウィンゲート・ロリンズ夫人のものになっていて、夫人が1964年に美術館へ寄贈しました。
18世紀イギリスの肖像画の多くは、注文した一族の手を離れて売られるうちに、こうしてモデルの名前を失いました。画布は75×62.5センチ、約30×25インチで、イギリスの画家たちがスリー・クォーターズと呼んで頭と肩の肖像に使った標準の大きさです。




