書きものをする若い男の肖像

書きものをする若い男の肖像


作品情報

制作年
1562
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
64.1 × 48.5 cm

ストーリー

1563年1月、トスカーナのコジモ1世・デ・メディチはフィレンツェの芸術家たちに自前の組織、アッカデミア・デッレ・アルティ・デル・ディセーニョを与えました。その長の一人に名を連ねたのは、当時87歳でローマに住んでいたミケランジェロです。まだ30歳前のアレッサンドロ・アローリは、最初の会員の一人でした。翌年ミケランジェロがローマで亡くなり、遺体がフィレンツェへ戻されると、アローリはアカデミーがその夏サン・ロレンツォ聖堂で営んだ葬儀の装飾に加わっています。

この肖像も同じ頃のもので、美術館は1560年から1565年頃としています。黒い服の若い男がペンを手に、ものを書いています。彼が誰なのかはわかっていません。

この板絵はフィレンツェから長い旅をしてきました。ロンドンの画商ジョージ・ドナルドソン卿、パリのシャルル・セデルメイエルの手を経て、ボストンの画商J・イーストマン・チェイスが売り、1895年までにジョージ・ニクソン・ブラックの所有となりました。ブラックは1929年、これを美術館に遺贈しています。

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