
バシレイオス・ベッサリオンの肖像
作品情報
ストーリー
ベッサリオンは、ビザンツの世界が崩れゆくころ、ギリシアの東方からイタリアへやって来た。ギリシアとラテンの教会をつかのま再び一つにしようとした1438年の公会議のために渡り、1453年にコンスタンティノープルがオスマンの手に落ちるとそのまま留まって、ローマの枢機卿としてギリシアの学問を救えるだけ救おうとした。あちこちで写本を集め、蔵書のすべてをヴェネツィアに遺したので、それは彼の贈り物を今も守るマルチャーナ図書館の核となった。彼が都に託した書物はおよそ1000巻に及び、古代ギリシアの少なからぬ著作は、かつて彼の棚に並んでいたおかげでのみ今に伝わっている。



