レオポルド・デ・メディチ枢機卿の肖像

レオポルド・デ・メディチ枢機卿の肖像


作品情報

制作年
1667
技法
油彩

ストーリー

1667年12月12日、教皇クレメンス9世はレオポルド・デ・メディチを枢機卿に叙任しました。この肖像はおそらく、レオポルドが枢機卿の帽子を受けにローマを訪れた、その滞在の頃に描かれたものです。新しい位を示す赤をまとって座る、五十歳ほどの恰幅のよい人物が、こちらをじっと見つめています。この穏やかな顔の奥には、その世紀を代表する収集家の一人が潜んでいます。レオポルドは稀覯本、貨幣、素描、ヴェネツィア絵画、そして何よりも画家たちの自画像を集め、画家が自らを描くウフィツィの名高いコレクションを始めたのも彼でした。今も展示室に掛かるヴェネツィア絵画は、彼から受け継がれたものです。

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