ジョヴァンニ・バッティスタ・カゼッリの肖像

Sofonisba Anguissola · PD

ジョヴァンニ・バッティスタ・カゼッリの肖像


作品情報

制作年
1557
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
77.7 × 61.4 cm

ストーリー

ソフォニスバ・アングイッソラがこの年老いた詩人をクレモナで描いたのは1550年代半ば、彼女の人生ががらりと変わる直前のことだった。1559年、彼女はマドリードに召され、スペイン王フェリペ2世の若きフランス人妃エリザベート・ド・ヴァロワに仕える宮廷画家兼女官となる。当時の女性としては破格の地位だった。描かれているジョヴァンニ・バッティスタ・カセッリは、彼女と同じ町の出身で、詩人であり、メダルの彫刻家でもあった。彼は小さな聖母像を指さして自らの信心のありかを示し、目の前に開かれた本には彼の詩がしるされている。こうしたことは長らく誰にも知られていなかった。のちに誰かが彼の学者の衣の上に暗い色のマントを描き重ね、鍵を描き加えたため、この絵は聖ペテロの像として通っていた。プラドの修復家たちがその真実を掘り起こすまでのことである。

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