
Gustave Courbet · PD
イポリットの肖像(プラデル?)
作品情報
ストーリー
1862年、クールベはパリを離れて西部のサントンジュ地方に滞在していた。地元の裕福な支援者に招かれ、そのまま翌年まで居ついてしまう。近くのポール・ベルトーという場所には、年上の風景画家コローをはじめ何人かの画家が集まり、一緒に戸外で描いていた。
画面の右、肩の上あたりに、赤い絵の具でフランス語の献辞が書き込まれている。「わが友イポリットへ、友情の記念に」。ただし、このイポリットが誰なのかは確定していない。同じ年にポール・ベルトーでクールベと組んでいた画家イポリット・プラデルではないか、というのが有力な見方である。
この肖像はのちにハーグの海の画家メスダッハの収集品に入り、いまも彼が集めた絵とならんで掛かっている。




