大きな帽子をかぶったポール・ギヨーム夫人の肖像

Philippe Cendron · PD

大きな帽子をかぶったポール・ギヨーム夫人の肖像


作品情報

アーティスト
アンドレ・ドラン
制作年
1928
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
92 × 73 cm

ストーリー

1920年代の終わり、パリのおしゃれな女性はつばの広い柔らかな帽子をかぶり、唇を艶のある赤に塗っていました。ドランが1928年から1929年にかけて描いたのも、そんな装いのジュリエット・ラカーズ、通称ドメニカです。彼女はドランの画商ポール・ギヨームの妻でした。社交界の婦人らしく腰かけ、肩には豪華なクリーム色のストールを掛け、両手を重ね、かすかにほほえんでいます。色調はベージュと黄土色にまとめられ、背景の深紅の布が画面に奥行きを与えています。その十年ほど前、ドランはポール・ギヨーム本人の肖像も描いていました。この絵の右端には、ギヨームがドランに注文した大作《アルルカンとピエロ》が、下描きのように軽く描き込まれています。夫妻はこの肖像を、パリの邸宅の寝室の目立つ場所に飾っていました。

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