ペドロ・アルバレス・デ・トレドの肖像

Titian and workshop · PD

ペドロ・アルバレス・デ・トレドの肖像


作品情報

アーティスト
ティツィアーノ
制作年
1542
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
139.5 × 117.5 cm

ストーリー

1540年代の初め、スペイン王室は南イタリアをナポリに置いた副王を通じて治めていた。1532年からその座にあったのがペドロ・アルバレス・デ・トレドで、彼が街を貫いて通させた大通りは、今もトレド通りとして彼の名を残している。この肖像の男は彼かもしれない。ティツィアーノは人物を膝丈で描いている。これは格の高い人物にふさわしい形式で、毛皮、重い金の鎖、剣、指揮杖、そして胸にはスペインのサンティアゴ騎士団の赤い十字と、身分と権力のしるしが並ぶ。ただし美術館は名前については慎重だ。画面には年齢を記した銘があり、それが研究者の支持する制作年と合わないため、人物の特定はいまも議論が分かれている。また美術館はこの絵を「ティツィアーノと工房」の作としており、助手たちも制作に加わったことになる。バイエルン王家のコレクションに由来する作品である。

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