道化師カラバサスの肖像

Diego Velázquez · CC0

道化師カラバサスの肖像


作品情報

制作年
1626
技法
油彩
種類
絵画
寸法
175 × 106 cm

ストーリー

スペイン王フェリペ4世の宮廷では、道化や小人は楽しませ役として、また近しい相手として抱えられ、可愛がられると同時にからかわれてもいた。王の画家ベラスケスは彼らを幾人も描き、この絵では静かに大胆なことをしている。ふつうは王や貴族にしか用いない全身像の大きな形式を、宮廷の片隅にいる男に当てたのだ。多くはフアン・カラバサスとされるこの道化は、身体にも知性にも障がいを抱えていた。ベラスケスはそれを隠さない。暗い胴衣と白い襟を着せ、片手に杖、片手に小さな品を持たせ、飾りのない暗い背景の前に立たせて、確かな存在感を与えている。彼の初期の宮廷肖像の一つで、いまはクリーブランドにある。

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