ピュグマリオン
作品情報
ストーリー
物語はオウィディウスに由来する。ピュグマリオンは彫刻家で、象牙から彫り出した女があまりに生き生きとしていたために、その像に恋してしまい、愛の女神が象牙を肉へと温めるまで祈り続けた。スハルケンは若いころ、1670年ごろにこの主題を手がけ、夜の場面に置いた。一本の蝋燭の明かりで、女の彫られた顔を間近にのぞき込む男である。目録の見解は今も一致していない。ある者はこれをピュグマリオンと呼び、ある者はもっと素朴に、蝋燭の明かりで女の胸像を眺める男と呼ぶ。神話などどこにもない、と。この小さな板絵は1784年、アルノ川の対岸にあるメディチ家のピッティ宮からウフィツィへ移された。




