
Rembrandt · PD
若き日のレンブラント(1606–1669)
作品情報
ストーリー
1909年、J・ピアポント・モルガンはベルギー国王レオポルド2世の旧蔵品としてこの小さな板絵を買った。若いレンブラントの自画像だと信じていたからである。同じ年の秋には、アメリカ各地のコレクションから集めたオランダ絵画の大規模な展覧会に、74番、レンブラント作として並んでいた。高さは22センチほど、板に描かれ、右側にRLのモノグラムが入る。
帰属はゆっくりと崩れていった。1969年にホルスト・ゲルソンが疑い、1982年にはレンブラント・リサーチ・プロジェクトが模作と判定し、1995年には美術館自身が「レンブラントか、レンブラントでないか」と題した展覧会にこの絵を並べた。現在の記録はレンブラント様式、1630年から1635年ごろに身近な誰かが描いたもの、と記す。同じ図柄の板絵の写しは、ハーグに残る古い写真でしか知られていない。




