
Vincent van Gogh · PD
春の川岸
作品情報
ストーリー
1887年の5月から6月にかけて、ゴッホはパリの北西の郊外アニエールに何度も通い、セーヌ川沿いで40点ほどを描いた。オランダを出て一年あまり、印象派や新印象派の筆づかいを一つずつ試していた時期にあたる。この川岸の一枚も、細かく置いた明るい緑と青でまとめられている。
画面の縁には、彼自身が赤い線を引いている。同じ寸法で同じ赤い縁を持つ絵がほかにもあり、三点をまとめて掛けるつもりだったと考えられている。そのうちの一点《クリシー橋の春の釣り》はシカゴにあり、2023年にアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の展覧会で、久しぶりに並べて掛けられた。




