レスタックの岩、松、海

Paul Cézanne · PD

レスタックの岩、松、海


作品情報

アーティスト
ポール・セザンヌ
制作年
1884
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
100 × 81 cm

ストーリー

エスタックはマルセイユ湾に面した漁村で、セザンヌが最初に身を寄せたのは1870年、普仏戦争の徴兵を逃れるためだった。以来20年近く、彼はこの海へ戻りつづける。1870年代にピサロへ宛てた手紙では、赤い屋根と青い海の対比を「トランプの札のようだ」と書いていた。この絵ではその札のような平坦さは退き、手前の岩肌と松の幹が画面を組み立てる骨組みになっている。短い筆触を並べて重ね、色そのものに奥行きを負わせるやり方である。制作年は1884年前後、所蔵するカールスルーエ州立美術館は1883年から85年ごろと見ている。そのころエスタックには煙突とタイル工場が増えていたが、セザンヌが選んだのは村の背後の斜面だった。

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