
Claude Monet · PD
ルーアン大聖堂、正面、朝の陽光
作品情報
ストーリー
オルセー美術館には、モネが描いたルーアン大聖堂が五点あります。正式な題名に「青のハーモニー」と添えられているのがこの一枚です。大聖堂の西正面は広場と夕日の側を向いています。そのため朝は太陽が建物の背後にあり、彫刻の施された石の壁は自らの影の中に沈みます。モネはその姿を、青とチョークのような白で描き、扉口のまわりにだけわずかに暖かな色を置きました。銀行家で収集家のイザーク・ド・カモンド伯爵が、1894年9月に画家から直接この絵を買い、1911年にルーヴル美術館へ遺贈しました。1969年、アメリカのポップ・アーティスト、ロイ・リキテンスタインは、モネの作品の白黒写真をもとに、網点をシルクスクリーンで刷った独自の大聖堂の連作を作ります。2011年、この絵は大西洋を渡り、ボストンとロサンゼルスでその連作と並んで展示されました。




