パトモス島の福音書記者聖ヨハネ

Diego Velázquez · PD

パトモス島の福音書記者聖ヨハネ


作品情報

制作年
1618
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
135.5 × 102.2 cm

ストーリー

ベラスケスがこの絵を描いたのは、まだセビリアの少年だったころで、20歳にもならず、マドリードの宮廷画家になるよりずっと前のことです。福音書記者ヨハネは、重い書物を膝の上に開き、ペンを構えて座り、雲間に浮かぶ小さな光の姿を見上げています。のちに黙示録として書き記す、あの幻のなかの女の姿です。目を引くのは、この聖人がいかにも普通に見えることです。ベラスケスはセビリアの街にいた実在の若者を写したかのようで、裸足で、飾り気のない顔立ちを、当時の厨房画に注いでいたのと同じまなざしで描いています。この絵には無原罪の御宿りを描いた対の一枚があり、街がその信仰を祝っていたころに描かれ、二枚はおそらくカルメル会の修道院に並んで掛けられていました。

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