
Joshua Reynolds · PD
サー・ジョシュア・レノルズ
作品情報
ストーリー
手にしたパレットに目を向けてみてください。レノルズの故郷デヴォンのプリマスの美術館に今も残るパレットと、よく似ていると指摘されています。この自画像は1747年から1749年ごろ、20代半ばの彼がイタリアへ旅立つ直前に描いたものです。額に手をかざしてまぶしい光をさえぎり、顔の上半分は影に沈んでいます。ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーは、この明暗の工夫にレンブラントへの関心を見ています。数ある自画像のなかで、仕事中の姿を描いたと確実にいえるのはこの一点だけで、パレットと一緒に、手首を支える腕鎮という棒も握っています。左下のイーゼルと手のあたりは、描きかけのまま残されました。画面はもとはもっと縦に長く、19世紀の初めに上下が切り詰められています。




