眠るプット

眠るプット


作品情報

アーティスト
グイド・レーニ
制作年
1627
技法
フレスコ画(剥離移設)
種類
絵画
寸法
57 × 56 cm

ストーリー

1738年から1740年のバルベリーニ家の財産目録には、短縮法で描かれた眠る幼子の絵が、ガラスの下、果物の花綱を彫った金色の額に収められ、その中央にバルベリーニ家の蜂があしらわれていると記されています。グイド・レーニがこのフレスコを描いたのは1627年か1628年ごろです。サン・ピエトロ大聖堂は1626年11月に献堂され、その造営を担うファッブリカ・ディ・サン・ピエトロは、レーニに祭壇画を注文していました。1665年、ベルニーニのフランス旅行に付き添ったフランスの廷臣ポール・フレアール・ド・シャントルーの日記によれば、レーニはこの子どもを、フレスコの腕前を示す試しとして描いたといいます。教皇ウルバヌス8世の甥、フランチェスコ・バルベリーニ枢機卿は、その自在で確かな筆さばきに感心しました。そこで教皇付きの司祭ベルナルディーノ・スカーラが、おそらく制作された場所であるファッブリカの部屋の壁からフレスコをはがさせ、枢機卿に贈ったのです。50センチ余り四方のこの断片は凝った額にはめ込まれ、その額は今も作品とともに残っています。

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