
Claude Monet · PD
卵のある静物
作品情報
ストーリー
1907年のモネは、ジヴェルニーの自宅につくった水の庭で、睡蓮の池をくり返し描いていた。その連作がパリで公開されるのは1909年のことだ。作品総目録でも、この時期には池の絵がずらりと並んでいるが、そのなかにふいに台所のテーブルが現れる。白いクロスの上にガラスの水差しと鉢、くしゃっとした布巾、卵を盛った籐かごが置かれ、いくつかの卵はかごの外にある。モネにとって静物画はときどき手がける程度のもので、その多くは1860年代から1880年代初めに描かれた。同じ配置の絵はもう一枚あり、同じ大きさのカンヴァスに別の色調で描かれている。こちらは左下に署名があり、アメリカの個人コレクションに収められている。




