
Jan Brueghel the Elder · PD
動物習作(ロバ、猫、猿)
作品情報
ストーリー
これは制作のための習作です。1616年ごろ、ヤン・ブリューゲルは2枚のオーク板に、ロバやネコ、サルを実物から素早く、のびのびと描きました。ほかの画家ならスケッチブックを埋めるような描き方です。こうした習作は工房に置かれ、何度も繰り返し使われました。美術館は、よく似たサルが登場するプラド美術館とマウリッツハイス美術館の1617年ごろの作品との関係を指摘しています。また、ここにうずくまるネコは、マドリードにある彼の《聴覚の寓意》に再び現れます。犬の習作も同じように、1620年代初めに描かれた狩りの女神ディアナの絵に使われました。ウィーンがこの2枚を手に入れたのは1932年になってからで、収集家グスタフ・フォン・ベンダの遺贈によるものです。




