
Pierre-Auguste Renoir · CC-BY-SA-4.0
砂糖入れとカップ
作品情報
ストーリー
これはごく小さな画面で、便箋一枚よりわずかに大きいほどだ。砂糖入れと小さな金属の器、タンブラーが一つ、テーブルの上に置かれている。ルノワールは生涯を通じて静物を描いた。大きな絵の合間や、モデルが手元にいないときの素早い習作であることも多く、彼はこうした飾り気のない日用の品を好んだ。ここでは何も語られておらず、ただ物の重みと、その上に載る光があるだけだ。この絵は1960年、バーゼルの目利きリヒャルト・デッチュ=ベンツィガーが美術館に遺した収集品とともに、この街へやって来た。




