
Albrecht Altdorfer · PD
スザンナと長老たち
作品情報
ストーリー
1526年、アルブレヒト・アルトドルファーは画家であるだけではなかった。彼は南ドイツのレーゲンスブルクで建築家をつとめ、市参事会員でもあり、それがこの絵にはっきり表れている。物語は『ダニエル書』に由来し、二人の長老が水浴する貞淑なスザンナをのぞき見て、拒まれると偽りの証言で訴え、やがて嘘が暴かれて石打ちにされる、というものだ。ほとんどの画家はこの主題を裸婦を描く口実にした。アルトドルファーは逆をいく。スザンナを左下の小さな人影に縮め、侍女たちが足を洗ってやるかたわらで、画面のほとんどを巨大なルネサンス様式の宮殿にあて、石の一つ一つまで描き込んでいる。右手では、窓辺にひしめく見物人の下で、二人の老人への石打ちが行われている。




