
Jacques-Louis David · CC0
球戯場の誓い
作品情報
ストーリー
1789年6月20日、第三身分の議員たちは会議場を閉め出され、ヴェルサイユの球戯場に移って、憲法ができるまで解散しないと誓い合った。ダヴィッドはこの場面を壁一面の巨大な画布に仕上げるつもりだった。ジャコバン・クラブが資金を募り、彼は議場のそばにあったフイヤン修道院の聖堂をアトリエにして、議員たちを実物から写し取っていく。ところが構図に入るはずだった顔ぶれは、次々と失脚し、処刑された者も出た。1793年の時点で画面は下半分の下描きにとどまり、そこで筆は止まる。その未完の構図が、ここでは1メートルに満たない画面に縮めて伝えられている。パリ市立カルナヴァレ美術館がこの一枚を買い入れたのは1884年のことだった。




