秋―バッカスとアリアドネ

Eugène Delacroix · PD

秋―バッカスとアリアドネ


作品情報

制作年
1863
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
197.5 × 166.5 cm

ストーリー

ドラクロワは生涯一度もイタリアを訪れなかった。18世紀以来ポンペイやヘルクラネウムで掘り出された古代の壁画を、彼は版画で知っていた。フランスで刊行された『ヘルクラネウムの古代遺物』という図版集である。連作「四季」の「秋」を描くにあたり、彼はそのうちの二つの壁画を下敷きにした。一つからは、ナクソス島で目覚め、テセウスが自分を残して船出するのを見るアリアドネを。もう一つからは、眠る彼女を見つける酒の神バッカスを。ドラクロワは二つの場面を一つにまとめ、二人の手が画面のちょうど中央で触れ合うように配置した。そのそばには、神の金色の戦車を引く猛獣たちが控えている。ブドウの収穫の季節である秋を、この二人で表す例は、17世紀と18世紀のフランスの画家たちにすでに見られた。1863年に亡くなる少し前まで、ドラクロワはその図版集を友人の女性に返さなければと気にかけていたという。

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秋―バッカスとアリアドネ — ウジェーヌ・ドラクロワ — MuseScope