石炭運びの人夫

Claude Monet · PD

石炭運びの人夫


作品情報

アーティスト
クロード・モネ
制作年
1875
技法
油彩・カンバス
種類
絵画
寸法
54 × 65.5 cm

ストーリー

パリの工場やガス工場を動かしていた石炭は、はしけでセーヌ川をさかのぼって運ばれてきた。モネが描いたのは市街の下流、アニエールの橋とクリシーの橋のあいだで石炭を陸揚げする場面で、奥の靄のなかにクリシーの橋が見える。当時モネはアルジャントゥイユに住み、パリへ出るたびに汽車でこのあたりの川を渡っていた。男たちは細い渡し板を伝ってはしけへ向かい、肩に籠を担ぎ、ほとんど同じかたちの黒い影になっている。灰色と黄土色は石炭の粉を思わせ、彼がふだん描いた明るい水面はここには見あたらない。働く人の姿は、ほかの作品にはほとんど出てこない。画面は小さく、55センチ×66センチほど。一世紀以上も個人の手にあり、1993年にようやくフランス国有となってオルセー美術館に入った。

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