
踊り子ソニア
作品情報
ストーリー
1927年ごろ、ドランは長いチュチュを着た二人の若いバレリーナを題材に、油彩と写真の連作をつくりました。写真は絵の下敷きにされておらず、ポーズはそれぞれ異なります。その一人がリトアニア出身のソニア・ガスケルで、1925年からパリでクラシック・バレエを学んでいました。この絵の彼女は一人きりで、片手を腰に当て、もう一方の手を頭の後ろに回し、少し疲れた様子で休んでいます。ドランは舞台の仕事もよく知っていました。1919年にはディアギレフ率いるバレエ・リュスの「風変わりな店」で舞台装置と衣装を手がけています。暗い緑の背景と端の赤い幕が劇場なのか、画家のアトリエなのかについて、美術館は答えを出していません。のちにガスケルは1939年にアムステルダムへ移り、1961年から新しく生まれたオランダ国立バレエ団を率いました。




