ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿

ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿


作品情報

アーティスト
カナレット
制作年
1725
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
65 × 86 cm

ストーリー

この眺めはサン・マルコ湾に面した岸辺、モーロに沿って延びている。右手にはドゥカーレ宮殿のゴシック様式の長い側面が続き、その先に図書館とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂のドームが見える。カナレットがこれを描いたのは1725年か1726年ごろ、画業の初期である。

彼がこれほど丹念に写したファサードは、危うく失われるところだった。1577年、宮殿を火災が襲い、この側の高い窓の奥にある大評議会の間が、ベッリーニ、カルパッチョ、ティツィアーノの絵とともに焼け落ちた。当時最も評価の高かった建築家アンドレア・パッラーディオは古典様式での建て直しを提案したが、ヴェネツィアは古いゴシックの建物を修復する道を選んだ。この絵に描かれているのは、その結果としての宮殿である。画布の幅は1メートルに満たず、美術館は1871年にサリエ・ド・ラ・トゥール男爵からこれを購入した。

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