
Pierre-Auguste Renoir · PD
アヒルの池
作品情報
ストーリー
アルジャントゥイユはパリの北西、セーヌ沿いの小さな町である。1870年に始まった戦争でプロイセン軍に占領され、橋は落とされ、葡萄畑も荒らされた。1871年の暮れにモネがその町へ移り住み、翌年には壊れた木の橋を架け直している最中の眺めを描いている。ルノワールはパリから列車で通ってきた。
1873年のある日の写生からは、三点の絵が残った。ルノワールが二点、モネが一点、同じ農家の鴨池を前にして描いたものである。二人が並んで同じ場所に向かった数少ない機会として、この三点はしばしば引き合いに出されてきた。もっとも、実際に見に行けるのはダラス美術館にあるこの一点だけで、ルノワールのもう一点も、モネの一点も、今は個人の所蔵である。




